タリーマン(検数人)とは

輸出入貨物の積込み、船卸しのとき、貨物の荷姿や個数を検査する者のこと。通常、荷主側の乙仲と船主側のタリーマンが立会のうえで検査を行う。輸出貨物の場合、通常輸出通関の前に貨物を検査するが、荷受のときにそれを再確認するために、荷主側の乙仲と船主側のタリーマンの両者がS/O(D/R)と見比べながら、貨物の個数や荷印、荷造り状態などを検査して検数表に記載し、これを船長か一等航海士に報告する。貨物に損傷などがあれば、その旨がRemarkとしてM/R(D/R)の摘要欄に記入され、ファウル・ビーエルが発行される。