小包郵便物受取証とは

外国との貿易取引をす際に必要になる船積書類に含まれるもののひとつであり、日常品などを小包郵便として海外に送付するときに送り手が郵便物から受け取る受領書のことである。小包重量が10kgまでのものは、最寄りの最寄りの郵便局、20kgまでのものは中央郵便局で取り扱う。国により小包の内容や価格に制限がある。アメリカ合衆国へ送付する場合は、価格が8万8260円以上のものは送付することが不可である。航空便の場合、配達日数は約1週間、郵便の場合は約1ヶ月かかる。アルコール、麻薬、放射線物、魚、野菜などの腐りやすいものは小包として送付できない。郵便局は船荷証券の代わりに小包郵便物受領証を発行し、これは有価証券のような効力を持つ訳ではないが、銀行は荷為替の取り組みを行う際に、信用条件などに合致すれば船荷証券と同様に取り扱うことができる。