シッピング・マークとは

輸出貨物の外装に表示されている印のことで、荷送人、荷受人、仕向地、貨物の数、原産国名などを明記する記号。品質や重量、注意マークなどが記載されることもある。シッピング・マークは貨物の積込み、積卸しの際に、作業を迅速に進めるために簡単明瞭にする必要がある。また、船積書類作成のときも、シッピング・マークを参照することで、時間や手続きを短縮することが可能である。
シッピング・マークでは荷受人の会社名や住所が表示されてはいないので、輸出地で競合会社に輸入業者を知られずに済むことが多い。また、荷受人のみがシッピング・マークにより、荷送人の名前と住所、その貨物の内容を瞬時に理解することができる。