協調介入とは

日・米・欧の主要先進国中央銀行為替相場の安定を目的として、事前の打ち合わせのうえで、外国為替市場に協調して介入し、外国為替の売買を行うこと。変動相場制のもとで、投機的な動きなどによって為替相場が急速に一方向に動いたとき、当事国はその中央銀行を介して世界の主要為替市場に協調して介入する。協調介入は世界の通貨当局の為替相場に対する強い意向を示すものであり、市場へのインパクトはかなり強い。過去の協調介入では1985年9月のプラザ合意によるドル高是正のための協調介入が有名である。