円安とは

円が売られて円の為替相場が下落すること。対ドルで1ドルが120円から125円になったり、対マルクで1マルクが90円から95円になる場合である。円安が進む要因は様々で、経済成長など経済の基礎的条件の悪化や、国際収支の赤字などで外貨の需要が強まる場合や、円金利が低下する場合、市場の思惑で売られる場合などもある。
円安が進むと外貨建て商品の円貨額が増加することにより、輸出が増加し、輸入は減少しやすくなる。また輸入物価が上昇してインフレも進みやすい。