総合持高とは

直物持高と先物持高を合計したポジションであり、保有する為替持高を全て集計したもの。為替相場変動から生じる損失、つまり為替リスクは原則としてこの総合持高から生じる。つまり、当該通貨の総合持高が買持のときにその通貨の相場が値下がりしたり、反対に売持のときに、相場が値上がりすると為替差損が発生する。総合持高がスクウェアのときは、原則として為替リスクはないが、直物と先物の間に持高の差がある場合は、スワップ・コストの変動によって為替差損が生じるリスクは残される。