BIS(国際決済銀行)とは

BISは1930年の第一次世界大戦後に、欧州各国感の金融協力の場の必要性から、ドイツ賠償問題の処理機関として、スイスのバーゼルに設置された主要国の共同出資による国際機関のことである。
第二次世界大戦後は、新たに設置された国際通貨基金IMF)や世界銀行(IBRD)と共に国際金融面でその役割を負担し、現在はFECOMの代理機関として、また、ECU建取引の交換決済の役割をになっている。毎月第二月曜日に株主である28過酷の中央銀行総裁による月例会議を開き、国際協力のための会議の場を提供したり、世界の経済や金融情勢についての報告を発行するなど、独自の活動を通じて国際金融協力に大きく貢献している。
日本は1952年にサンフランシスコ平和条約で一度株主権を放棄したが、1970年に再加盟している。