2010-12-20から1日間の記事一覧

南北貿易とは

主に地球上の南側に位置している発展途上国と、北側に分布している先進工業国とで生ずる対立または協調の関係を南北問題といい、南北問題を貿易面からとらえて南北貿易と呼んでいる。 発展途上国は国際分業制の下で、農産物や天然資源などの第1次産品の生産…

並為替とは

逆為替に対するもので送金為替、順為替ともいう。債務者が債権者に送金する場合に利用される。並為替は貿易取引のほか保険料や運賃などの貿易外取引の支払い、資本取引の支払いなどに利用される。並為替は為替と代金が双方とも債務者から債権者に流れるもの…

NAFTA(北米自由貿易協定)とは

North America Free Trade Agreement の略であり、アメリカ、カナダ、メキシコの3ヶ国からなある自由貿易協定・地域経済統合の構想のこと。アメリカとカナダの両国は、1988年に米加自由貿易協定に調印し、1989年1月から発行しているが、これをメキシコに拡大…

NACCSとは

航空貨物や海上貨物の輸出入通関を、オンライン化することによる官民共同で開発された通関情報処理システムのこと。現在、航空貨物通関情報処理システムをAir NACCS、海上通関情報処理システムをSea NACCSと呼んでいる。 通関システムをオンラインで結ぶ時代…

仲値とは

為替銀行がその日1日の対顧客取引に適用する相場を算出するための基準になる相場。日本の銀行は公示相場制度をとっているため、午前10時近くの市場相場を仲値として定め、仲値に一定の手数料や金利を加減して、原則としてその日1にち適用する対顧客相場を決…